・今読んでいる本
冷血 高村薫
風の万里 黎明の空 小野不由美
国宝(上) 吉田修一
『国宝』、まだ40ページほど読んだだけですが、大河ドラマの語りの雰囲気でストーリーが
進んでいて、あまり読んだことがない形でおもしろいなあと思います。
たとえば『それは見事なボタ雪でございました』とか『次々と黒塗りの車が到着いたします』
とか。
任侠の世界の殴り込みの場面でも、『その血が、晒木綿も雪も、真っ赤に染めてまいります』
ですから。
物語に入っていくというよりは、弁士の語る映画を観ている感覚でしょうか。
ただ、頭に響いてくるのは、たとえば八千草薫さんのような7柔らかい女性の声ですけれど
さて、今日『へ~~』と思ったこと。
おにぎりをラップを使って握る人って結構いるのねってことと、手塩(または塩水に手を浸して
から)ではなく、ご飯に塩をまぶしてから握る人もいるってこと。
普通の塩むすびを作るのに、ラップでにぎってから1個1個に塩をふりかけるより、前もってま
ぶすと時短になるって紹介のされ方だったかな。めっちゃ驚いた私です。
そりゃあラップや使い捨て手袋で握るんなら、そうしなくちゃ塩は効かないだろうけどねぇ・・・。
他人が握ったのを食べられないって人も結構いらっしゃる今、これも時代か。